「外出でしか位相を変えられない感覚」という私の脳内頻出語があるんだけど、寒さも無視できなくなってきた11月後半に至っては、夕方以降の外出は相当に元気がないとできない行為と化していた。そこで私は、散歩に近い、発散的で方向性を伴った健康的な手筋として、野菜の鍋を作り、一日の中で場面転換が起こる重要なタイミングでそれを加熱して食すというシステムを考案した。
9‐12時:自転車をこぎながら会話や音楽
12-13時:鍋の調理と食事
13‐15時:小説の整理
15時:鍋
15時ー17時:音楽制作
17時:鍋
17時₋19時:小説の執筆とブログ管理
19時:鍋
今日は無駄なことはほとんどしていないんだけど、気づけば夕方で、もっとやりようがあったような気がしてくる。創作に速度感がなかった。
