10/17の反省文

「饒舌の時代は終わった、この世界に、深夜に渡って扱う話題などあり得ない。多く話すことは、そのまま、多くの点において未決定であることの裏面であり、散発的な語りは表現とは呼べない。そもそも、カフェイン任せに考えを口に出すことに何らかの意義があるのならば、哲学についてはとうに結論が出ているだろう。しかし、会話の先に取り留めのなさを予想してもなお制止できない心の動きには一定の意識を向けようがあるのもまた事実であり、話すことと話さないことの両面から圧力を受けた私の感情には行き場がない毒飲む毒飲む」と言ったのは芥川龍之介だった。